NFTを扱ってる人たちが言ってる「OpenSea」って何?
本記事ではこのようなお悩みを解決します
※青字をクリックすると読みたい項目へ移動できます
NFTアートを販売するなら、OpenSeaは最重要プラットフォームの1つです
開設手順は1つひとつ画像付きで説明しているので、ぜひ記事を見ながらアカウント開設してみてください
OpenSea(オープンシー)ってなに?
利用者数 | 60万人以上 |
運営開始 | 2017年12月 |
出品数 | 8,000万点以上 |
月間取引量 | 293億ドル以上※変動あり |
スマホアプリ | iPhone・Android両方あり |
運営会社 | Ozone Networks, Inc |
OpenSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイスです
イラスト、音楽、写真などのさまざまな作品が日々取引されています
高額なものから最新のトレンドまで幅広く出品されているので、見ているだけでも勉強になります
NFTを出品したいと思ったらとりあえずOpenSeaで間違いなし!
OpenSeaの特徴
OpenSeaの主な特徴は以下のとおりです
- 取り扱っているNFTの数が豊富
- 誰でもNFTを無料で作成できる
- 多数の有名NFTプロジェクトが取引されている
- イーサリアム以外にも様々なブロックチェーンへ対応
他にもマーケットプレイスはありますが、とにかく参入障壁が低いので初めてのNFT取引にはOpenSeaをおすすめします
OpenSeaは使っている人が多いので、何か問題があればすぐ解決策が出てきます!ど初心者の私でもNFTの作成から販売まであっという間にできました
OpenSea(オープンシー)のアプリはスマホ(iOSとAndroid)で使用可能
OpenSeaはiPhone(iPad)端末でもAndroid端末でも使用可能です
スマホやタブレットにアプリをインストールしておけば、作った作品をその媒体から出品することもできます
私自身もiPadで絵を描き、パソコンを通さずiPadで出品しています
具体的な方法はiPadやスマホなどのモバイル端末でNFTアートを出品する方法にてまとめているので興味のある方はぜひご覧ください
【危険性】OpenSea(オープンシー)って安全に使えるの?
OpenSea自体はパスワードが破られない限り安全に使用できます
しかしオンラインでNFTを保管している以上、ハッキングのリスクは避けられません
SNS上に詐欺師も多く、あの手この手でハッキングを仕掛けてきます
秘密の回復フレーズを他人に公開したり怪しいリンクを踏んだりしなければ安全に使えるんだよね?
うん! でも「やっぱりオンラインだと不安」って人はオフラインのコールドウォレットでNFTを管理しておくのがおすすめだよ!
ウォレット代として値は張ってしまいますが、インターネットと完全に切り離されているのでその分確実に資産を守ることができます
中でもLedger社はウォレット会社として有名な老舗で、悪質なプログラムが仕込まれている可能性などもありません
最大100種類のコインを管理でき、スマホとの連携もできるので利便性が高いです
OpenSea(オープンシー)の個人的評価
- アクティブユーザーがもっとも多い
- 誰でもNFTを発行できる
- 無料でNFTの作成が可能
- 販売手数料が安い
- 複数のブロックチェーンに対応している
- 複数の販売方法がある
- メタマスクをつなぐだけで利用可能
- ユーザーが多い分埋もれてしまう
- 支払いが暗号資産(仮想通貨)にしか対応していない
- 日本語対応していない
- 詐欺メールや詐欺リプの量がすごい
一つずつ解説していきます
私が感じたOpenSeaのメリット
アクティブユーザーがもっとも多い
OpenSeaは他のマーケットに比べ圧倒的にユーザーが多いです
ユーザーが多いということは市場が大きいということなので、それだけでも登録する価値があります
2021年8月には流通総額約3650億円を達成し、累計出品数はなんと8,000万点以上!
今なおアイテムの数は増え続けています
誰でもNFTを発行できる
マーケットによってはNFTのクリエイター登録に事前審査制を採用していたり、NFTを売れるのはパートナー事業者のみに限定されたりしています
OpenSeaではそのような垣根がいっさいなく、誰でもNFTを販売することができるのです
実績や権威性がなくても問題なし!「NFTを売りたいな」と思ったら即行動に移せます
無料でNFTの作成・出品が可能
OpenSeaではガス代(手数料)なしでNFTを作成・出品することができます
以前は初回出品時に高額のガス代(手数料)が必要でしたが、2022年6月から無料になりました
▼OpenSea公式X(旧Twitter):ガス代無料のお知らせ
たくさんのクリエイターが「ガス代高い」って嘆いてたからこれはいい改革だね!
その代わり今まで無料で出品できてたPolygon(ポリゴン)では手数料がかかるようになったから注意してね
2022年9月からPolygon(ポリゴン)チェーンで出品するとガス代(MATIC)がかかるようになりました
手数料が必要にはなりましたがその額は1円以下です
ETHチェーンでもPolygonチェーンでも手数料を気にしなくて良くなったのは大きな前進と言えます
販売手数料が安い
作品が売れたときに「販売手数料」がかかるのですが、OpenSeaは他のマーケットに比べ販売手数料が安めに設定されています
主なNFTマーケット | 販売手数料 |
---|---|
OpenSea | 2.5% |
Rarible | 2.5% |
miime | 10% |
CoincheckNFT | 10% |
AdambyGMO | 5% |
nanakusa | 非公開 |
手数料ひとつ取ってもマーケットにより特徴がありますが、「安い」というのは参入する上でかなりのアドバンテージです
たとえばCoincheckNFTは販売手数料が高い代わりに出品や購入にガス代がかからないという利点があります
複数のブロックチェーンに対応している
OpenSeaはイーサリアム(ETH)だけでなく複数のブロックチェーンに対応しているため、扱えるNFTが多いです
OpenSea対応のブロックチェーン |
---|
Ethereum(イーサリアム) |
Polygon(ポリゴン) |
Klaytn(クレイトン) |
Solana(ソラナ) |
Arbitrum(アービトラム) |
Optimism(オプティミズム) |
Avalanche(アバランチ) |
BNB Chain (BNBチェーン) |
Zora (ゾラ) |
Base (ベース) |
マーケットではブロックチェーンに対応したNFTを販売することができるため、対応ブロックチェーンが増えれば増えるほど販売できるNFTが多くなります
よりたくさんのNFTが集まれば参入プロジェクトももっと増えるよ!
さらに市場が盛り上がるね!
複数の販売方法がある
OpenSeaでは「定価販売方式」「オークション形式」「バンドル方式」「プライベート方式」という4種類の販売方法があります
OpenSeaの販売方式 | 特徴 |
---|---|
定価販売方式 | 自分で決めた価格で販売する |
オークション形式 | 期間を設定してオークション形式で販売する |
バンドル方式 | 高額から始め徐々に値段を落としていくオークション方式 |
プライベート方式 | 任意で1名に販売する方法 |
作品によって販売形式を変えられるのは大きな魅力です
「一次流通は定価販売で、二次流通はオークション形式で」など流通経路によって販売方法を変えることもできます
MetaMask(メタマスク)をつなぐだけで利用可能
OpenSeaは対応しているデジタルウォレットを接続することで利用できます
MetaMask(メタマスク)はメールアドレスさえあれば無料で利用できるデジタルウォレットなので、ぜひ開設しておきましょう
- メールアドレスだけでかんたん開設
- 無料で使用可能
- 利用者が多いのでトラブルが解決しやすい
MetaMaskの特徴や開設方法は下記記事にて詳しく説明しています
私が感じたOpenSeaのデメリット
ユーザーが多い分埋もれてしまう
OpenSeaは世界最大規模のNFTマーケットです
とにかく作品が多いので、何もしなければ無名の新人クリエイターの作品などまず見てもらえません
そのため、マケプレ外でのプロモーションやマーケティングで自分の作品をアピールする必要があります
NFTやるならX(旧Twitter)は必須ですね
「作品の閲覧数が全然増えない」という方は自分のNFT作品を知ってもらう方法も参考にしてみてください
支払いが暗号資産(仮想通貨)にしか対応していない
OpenSeaでの決済手段は暗号資産(仮想通貨)のみです
クレジットカードや日本円で取引することはできません
そのため、国内取引所などで暗号資産(仮想通貨)を購入する必要があります
出金や送金をする必要があるので、手数料無料のGMOコインがおすすめです
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日本語対応していない
OpenSeaは海外のサイトなので英語表記です
ひとつひとつの単語は簡単ですが、操作に慣れるまで時間がかかるかもしれません
WEB版ならGoogle翻訳ですべて日本語表示してくれます
WEB版のみ日本語対応しました
✅WEB版OpenSeaで日本語表記にする手順
右上のアカウントマークをクリックして「Language」を選択してください
その中にある「日本語」をクリック
これで日本語表記になりました
詐欺メールや詐欺リプの量がすごい
詐欺メールや詐欺リプに関してはOpenSeaにかぎった話ではなく、どのマーケットを利用していても送られてきます
ですがOpenSeaはやはり世界最大のマーケットプレイスなので、その量がケタ違いです
OpenSeaで困ったことなどをX(旧Twitter)にあげるとすぐに詐欺リプが飛んできます
親切なふりしてリンクを踏ませ、シードフレーズを聞き出そうとしてくるので触らないようにしてください
※シードフレーズ…銀行でいう通帳。ウォレット内の全財産を奪われるので絶対に教えてはいけません
OpenSea(オープンシー)のアカウント開設手順
それではOpenSeaのアカウントを開設してみましょう
- OpenSeaの公式サイトへアクセスする
- MetaMaskと接続する
- アカウントの基本情報を設定
STEP1. OpenSeaの公式サイトへアクセスする
まずはOpenSeaの公式サイト【→https://opensea.io/】へアクセスします
🚨OpenSeaの偽サイトに注意🚨
現在OpenSeaの偽サイトがバンバン出現しています
Google検索で「OpenSea」と入力すると上位の広告個所に偽サイトが表示されたり
Twitterでも毎日のようにOpenSeaの偽アカウントが生まれています
偽サイトにアクセスすると「MetaMask(メタマスク)」のシードフレーズを要求され、促されるまま入力してしまうと中に入っている暗号資産(仮想通貨)やNFTがすべて盗まれてしまいます
シードフレーズって絶対教えちゃいけないやつだったよね
そう。資産を守りたいなら絶対教えちゃダメ。相手に通帳と印鑑を渡すようなものだよ
サイトにアクセスする際は、必ず公式のサイトかどうか確認するようにしましょう(上記のリンクは安全です)
公式サイトにアクセスしたらそっこうブックマークに保存して、次からはブックマークからアクセスしよう
サイトが開いたら下記画面の「作成」をクリックしてください
※Google Chromeの言語設定で英語表記を日本語表示にして進めていきます
STEP2. MetaMaskと接続する
次はMetaMask(メタマスク)との接続です
メタマスクをまだ開設していない方はメタマスクでウォレットを開設する方法を参考に開設してみてください
OpenSeaで下記画面になったら「MetaMask」を選択
パスワードを入力し「ロック解除」をクリックします
「次へ」をクリック
自分のウォレットが表示されているのを確認し「接続」をクリックします
「署名」をクリック
これでMetaMaskとの接続は完了です
次はアカウントの情報を入力していきます
STEP3. アカウントの基本情報を設定
アカウントページが開くので、「設定」をクリックしてください
プロフィールとメールアドレスを設定していきます
ユーザー名とメールアドレスは必須です
登録したメールアドレスに下記メールが届くので「VERIFY MY EMAIL」をクリックします
メールアドレスが認証されました
以上でOoenSeaのアカウント作成は完了です
めっちゃ簡単だった
念のため「プロフィール」で画面を確認したあと、修正したいところがあれば「設定」ボタンから修正してね
NFTアートを販売してみよう
NFTアートを販売する方法は以下の5ステップです
取引所別NFTアートを販売する5ステップ
全工程をクリアしてNFTアートの売買を楽しみましょう
▼次のステップ(NFTアートを販売)
OpenSea(オープンシー)の評判・口コミをまとめてみた
レビュー欄からOpensea(オープンシー)の評判をまとめてみました
App Storeの評価とレビューでも平均4.6(5点満点)なので、かなり評判はいいです
「日本語に対応してほしい」っていう要望が多いね
OpenSeaのアプリはまだ英語だけど、WEB版は日本語に対応したよ。全部日本語に翻訳されてて出品もすごく楽になった!
OpenSeaに出品するだけで日本人だけでなく海外の人にアピールすることができます
圧倒的に市場規模が大きいOpenSeaは、やはりNFT売買において欠かせません
NFTに参入するなら真っ先に開設しておきましょう
OpenSea(オープンシー)に関してよくある質問
OpenSea(オープンシー)に関してよくあるQ&Aをまとめました
- OpenSeaに問い合わせることってできる?
-
お問い合わせフォームから問い合わせることができます
- メールアドレス
- ウォレットアドレス
- 質問または発生している問題に関する詳細情報
を書いて送信しましょう
ぱみ問い合わせは日本語でなく「英語」でした方が早いですよ
一度日本語で問い合わせたら「ごめん!日本語には対応してないんだ!」みたいな返答を頂きました
英語なんてできないよ!という方はGoogle翻訳さんで乗り切りましょう!(私もそうしました)
- OpenSeaのhidden(非表示)に見知らぬNFTが入ってるんだけど何これ
-
スキャムです。詐欺です。
知らないNFTには触らないが鉄則となります
何も考えず「Approve」してしまうと資金やNFTをごっそり盗まれてしまうのでご注意ください
- 「何らかの問題が発生しました」というエラーが表示されるんだけど…
-
エラーメッセージ「何らかの問題が発生しました」は、さまざまな状況で表示される一般的なエラーメッセージです
このエラーは通常、ブラウザのタブを更新することで解決できます
それでも解決しない場合は、次のことを試してみてください
- ブラウザまたはアプリを最新バージョンに更新する
- OpenSea にアクセスする際にはファイアウォールや VPN を無効にする
- opensea.io ブラウザタブが一度に複数開いていないことを確認する
- Google 翻訳やポップアップブロッカーなど、ウォレット以外のすべてのブラウザ拡張機能をオフにする
- キャッシュをクリアする
- まったく別のブラウザ、デバイスやネットワークで同じ操作を試してみる
ぱみ私もGoogleChromeでOpenSeaを触っていた時、頻繁にこのエラーが出て困りました…
「Brave」というブラウザに変更してからはエラーが出ていません
このエラーに悩まされている方はブラウザを「Brave」に変更するのもアリです
Braveの特徴や導入方法については下記記事で解説しています
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まとめ:OpenSea(オープンシー)の特徴とアカウント開設手順を徹底解説
本記事ではOpenSea(オープンシー)の特徴とアカウント開設手順を解説しました✨
英語だと少し戸惑っちゃうけど日本語にしちゃえば楽勝だね!
仮に英語のままだったとしても記事に書いてあるところクリックしていくだけだから何も難しいことないよ!
OpenSeaの登録が終わったら次はいよいよ作品の販売です
OpenSeaでNFTアートを出品する方法にて詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事を見ながら作品を出品してみてください
今回は以上になります
最後まで読んでいただきありがとうございました